コピーライティングの型3:PASoNA
コピーライティングの型について、これで3回目になります。
今回は、「PASoNA」をご紹介します。
PASoNAはパソナと呼び、神⽥昌典さんがご紹介されているセールスレターの流れになります。
非常にわかりやすいこともあり、セールスレターだけでなくテレビ通販にもよく使われているコピーライティングの型の一つになります。
それでは、早速「PASoNA」について説明していきましょう。
コピーライティングの型3:PASoNA
PASoNAは次の頭文字を繋げたものです
PASoNAは、
P:Problem
A:Agitate
So:Solution
N:Narrowdown
A:Action
になります。
P:Problem(問題提起)
最初のPはProblemで問題提起になります。
見込み客が抱えている問題について提起し、その問題に共感する部分になります。問題提起だけでなく、共感することで読んでいる見込み客の心をつかむことができます。
セールスライターとしては、何をどのように問題提起し、どのくらい強く共感できるかによって、その後の文章を読んでもらえる人の人数が変わってきます。
そのため、この問題提起の部分が一番力のいる部分ですし、腕の見せ所です。
A:Agitate(あおりたてる)
Problemで提起した問題が、どのくらい大きな問題か?また、他にどのような問題があるか?をあおりたてることで、読み手の問題意識を大きくします。
問題意識が大きければ大きいほど、その次にくるSolutionへの興味も湧きますし、Solutionに書いてあることを本気で考えてもらえます。
Agitateでは、ターゲットとなる読み手がどのような心理状態なのかによって、あおり方が変わってきますので、
マズローの欲求5段階説やOATHがとても役に立ちます。知らないあなたは、こちらを参考にしてください。
how-to-master-copywriting.hatenablog.com
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S:Solution(提起した問題に対する解決方法の提示)
Solutionでは、先ほど提起した問題に対する解決方法を見込み客に提示します。
具体的は、
商品・サービスの内容や特徴、購入した時に得られるベネフィットなど、商品・サービスを購入したら何を得られるのかをしっかりと伝えます。
Problemでは、問題を提起するため心理的に重く暗い印象を、見込み客に与えていますので、Solutionでは逆に明るく軽い印象に転換することが重要です。
つまり、この商品・サービスを購入さえすれば問題が解決するんだ !!という、藁をもつかむ心理状態にすることが理想の状態です。
N:Narrowdown(限定性の説明)
このNarrowdownは、全ての人が手に入れられるのではないことを伝えます。つまり、見込み客を限定することで、心理的に焦らす効果があります。
また、希少性をアピールすることで興味を持たせるのと同時に、購買意欲を刺激しているのです。
具体的には、
「○○人限定とか期間限定での販売」という感じで、今買わないと次に買えるかどうかわからない状態にします。
A:Action(行動させる)
最後に、Actionで行動させます。
つまり、見込み客に購入を促すのと購入フォームなどで実際に購入してもらいます。
この時に大切なのが、購入しやすいことです。
例えば、
クレジットカード以外にも、銀行振込で購入できるようにしておくとか、最近ならPaypayのような最新の決済方法を取り入れるのも良いです。
また、購入ボタンがわかりにくかったり、購入フォームの入力事項が多すぎて面倒臭かったりしないようにしなければ、この時点で購入を諦める人が続出します。
そのため、最後まで気を使ってパソコンやスマホが苦手な人でも、購入できるように導線を引いておきましょう。
まとめ
PASoNAを知ってから、テレビ通販やCMを見ているとよく使われていることがわかると思います。
それも日本で屈指のセールスライターの神⽥昌典さんが提唱しているからでしょう。
もちろん、QUESTやAIDAの法則のように、それ以外の型でも良いのですが、PASoNAは特に日本国内で実績あるコピーライティングの型ですので、不安なく初心者でも使いこなせるものです。
また、他の型である「QUEST」「AIDAの法則」もこのブログでご紹介していますので、下記リンクから読んで見てください。
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