セールスレターを書くときに役に立つ具体的な5つのリサーチ方法
セールスレターを書くときに困るのが、初めての分野でバックグランドがない時ですよね。この場合、かなりの時間を使ってリサーチをすることになります。
しかし、これを読んでいるあなたは
「リサーチってどうやったらいいの?」
と思っているかもしれません。
そこで、ここでは私がリサーチをする時にやっている具体的な方法をご紹介します。
セールスレターを書くときに役に立つ具体的リサーチ方法
リサーチとは?
以前ご紹介したことがあるのですが、コピーライティングを勉強したことのないあなたは「リサーチって何を調べるの?」と思うかもしれません。
そこで、過去の記事をご紹介しておきます。下記の記事にリサーチについて書いていますので、読んでください。
how-to-master-copywriting.hatenablog.com
リサーチにどのくらいの時間をかけるの?
次に良く初心者のあなたが疑問に思う点をご紹介しておきます。
それは、実際にリサーチにどのくらいの時間をかければ良いか?ということです。これについては、絶対的な○○時間すれば良いという時間がありません。
しかし、私がリサーチする場合には納期までの時間の半分程度をリサーチに費やすようにしています。
それは、リサーチが一番地道ですが、時間がかかるからです。しかも、初めての分野であれば尚更です。
例えば、
納期が1ヶ月あるのであれば、15日ぐらいはリサーチします。
また、
納期が1週間であれば3日間、リサーチに当てたことも実際にあります。
この時、実際には・・・
リサーチ:3日間
LPコピー執筆:1日
校正・編集:2日
提案後の修正、及び予備日:1日
といった時間配分でした。
具体的なリサーチ方法
1. 雑誌を購入する
リサーチ方法の中で、一番確実に情報を得ることができるのが、「雑誌」です。
なぜなら、雑誌はその中にある広告で収入を得ており、広告収入があるということは需要が世の中にあるということを示しています。
そのため、まずは本屋に行って関連する雑誌を購入することをオススメします。
具体的には、
お金を稼げる系であれば、「株やFXなどの投資関連」「貯蓄方法」などお金に関連する雑誌を購入してください。
これは、「なぜお金を稼がなければいけないのか?」「何に不安があるのか?」など見込み客が考えていることや感じていることについて知ることができるからです。
雑誌の広告だけでなく、その雑誌に組まれている特集も非常に参考になりますので、雑誌に何が書かれているのかをしっかりと確認する必要があります。
また、化粧品のセールスレターを書くのであれば、「女性誌で美容や化粧品の特集のあるもの」「流行のメイクアップ術」のような雑誌を購入します。
ここでも、広告のコピーを確認することはもちろん、雑誌の内容も確認しておきます。
このように、雑誌に書かれている「単語」や「文章」を確認することで、自分がセールスレターを書くときに参考になるものを、あらかじめ雑誌を使ってピックアップしておくのです。
2. ネットで「不平不満」を検索する
具体的にどのような検索をするのかというと、企業が行なっている「サラリーマンに対するアンケート」です。
なぜ検索するのかというと、雑誌や企業がアンケートをする中で、サラリーマンに対するアンケートは今サラリーマンが何を不満に思ったり、不安に思っているのかが現れるからです。
しかも、働く日本人の多くはサラリーマンなので、日本人に対して販売しようとすると自ずとサラリーマンをターゲットにすることが多いからです。
そのため、生の声がわかるようなアンケートが非常に役に立ちます。特に、お金を稼ぐ様なセールスレターの場合サラリーマンの「不平不満」を刺激し、購入意欲を高めることが多いので「アンケート」は非常に役に立ちます。
3. 国が発表している統計調査
なぜ、国が発表している統計調査を調べるのかというと、日本の中の調査で最も信頼性が高い調査と言われているからです。
最近では、厚生労働省の「毎月賃金統計調査」の様に不正な調査方法で行われたものもありますが、それでも大きな傾向をつかむためには全く問題ありません。
では、具体的にはというと、国の機関である厚生労働省や内閣府、財務省や税務署などの各省庁のホームページに白書・統計などの項目にPDFでデータが置いてあります。
内容を全て把握することは専門家でない限り難しいですが、表やグラフからどの様な統計調査なのかを把握することで、セールスレター内にどの様に使えるかがわかる様になります。
4. アマゾンのカスタマーレビューを見る
アマゾンのカスタマーレビューは、その商品を購入したお客様の生の声を読み取ることができる点で非常に有用です。
商品に満足したお客様は、どの点が満足したかを書き込んでいますし、不満のあるお客様は、何が不満なのかを書き込んでいます。
つまり、満足・不満足に関わらずセールスレターには利用できる、有用な顧客の声となります。
しかし、最近ではカスタマーレビューを書き込む業者も存在しております。つまり、お金を払って、評価の良いカスタマーレビューを購入する出品者もいるわけです。
その様なカスタマーレビューは全く参考になりませんので、あまり高評価だけのカスタマーレビューには気をつける必要があります。
5. 自分の周りに聞く
あまり実行する人は少ないのですが、意外と効果が高く無料でできるのは「自分の周りの人間に聞く」ことです。
特に、セールスレターを依頼してくる先方はその分野にどっぷり浸かっていることが多く、周りからどの様に見られているのかがわからなくなっていることがあります。
そのため、全く知らない素人に話を聞いたり、セールスレターを読んでもらってどの様に感じたかを率直に聞くことが非常に役に立ちます。
あまり専門性の高いセールスレターの場合は使えませんが、ターゲットとなる見込み客が一般的な人であれば、自分の周りの人に聞き込みすることで自分とは違った感覚を知ることができます。
以上、5つが私がリサーチをする時に行うリサーチ方法になります。
ここでは主に見込み客が何をどの様に感じ考えているのかというリサーチをご紹介しましたが、セールスレターに書く商品やサービスの内容も、もちろん同時にリサーチする必要があります。