コピーライティングでどんな商品・サービスでも売れるわけではない
インターネット上などでよくコピーライティングのことを、「どんな商品やサービスでも売ることができる技術」とか、
「誰にでも売ることができる技術」といった感じで書かれているのを目にしたことがあります。
しかし、これは全くのウソであり、コピーライティングを正しく捉えることができていない証拠だと思います。
では、「コピーライティングはどの様に捉えれば良いのか」を考えていくことにしましょう。
商品やサービスの価値とコピーライティングとのバランス
商品やサービスの価値以上に売ることは絶対に不可能!!
コピーライティングはセールスレターを書くための技術なのは。以前ご紹介した通りです。
how-to-master-copywriting.hatenablog.com
そして、「セールスレターに書かれた商品やサービスの価値」と、「本当の商品やサービスの価値」とのバランスが非常に大切になってきます。
セールスレターに商品の価値以上の価値があるように書いてしまうと、それはだたの「誇大広告」ということになります。
また、全く商品価値のないものを、あたかも価値のあるようにセールスレターを書いたのであれば、それは「詐欺」ということになります。
そのため、コピーライティングの役割である、「見込み客に正しく商品価値を伝える」という観点からすると、
商品価値がないものを売ることはできませんし、売れたとしてもトラブルになるだけです。
コピーライティングを使って、一度は騙すことはできるけど・・・
もちろん、今のネットビジネスや情報商材を見ればわかりますけど、かなりの数の詐欺まがいなサービスが販売されていますよね。
そのために、日本のネットビジネスは非常に一般的印象が悪いです。
一部には、本当にまともなネットビジネスや情報商材を展開している人もみられますが、まだまだ疑ってかかってちょうど良い程度の数です。
これは、どういうことかというと、コピーライティングを悪用して見込み客を騙しているということではないでしょうか。
一度くらいはお客様を騙して購入させることはできると思いませんか?
ただし、騙されたお客様は二度とその人がやっている商品・サービスを購入することはありません。
そして、「悪い噂ほど早く伝わるものは他にない」と言われるくらい、SNSや掲示板、ブログなどで「詐欺だ」と叩かられるわけです。
もしかしたら、「最初の主張と矛盾がある!!」と思っている人もいるかもしれませんが、「誇大広告」「詐欺」案件を継続的に販売し続けることは、不可能ですよね。
逆に、まともな商品・サービスをコピーライティングで
効果的に販売すれば・・・
先ほどの逆で、本当に価値のある商品・サービスをコピーライティングを使って、売り上げをあげれば、非常に好循環が生まれます。
お客様は満足してもらえるので、上手くいけば、その販売者のファンになってくれます。
猛烈なファンであれば、商品やサービスの価値が他者と比べて劣っていても、こちらの商品を購入してくれるという現象が起きます。
これは、世界的ブランドなどで起きている現象と同じで、商品単価をあげることだけでなく、リピートしてくれるお客様ができることで経営が安定します。
経営が安定すれば、商品・サービスを研究開発する余裕もさらに生まれるので、より良い商品が作れ、さらにファンを増やすことができるといった、好循環が生まれるのです。
このような、好循環の中ではコピーライティングは非常に力強い武器になります。
このように、
日本のネットビジネスや情報商材で、まともな商品・サービスを売っていない輩は、今は稼ぐことができるかもしれないでしょうが、
近い将来、ビジネスができなくなってしまいますし、ネット上の悪い噂はインターネットというものがある限り、永遠に消えることがないことを知っておく必要があります。
また、購入する消費者側も、賢く購入することで「誇大広告」や「詐欺」商材に騙されないだけでなく、そのような業者を一刻も早くネット上から淘汰する力になりたいものですね。
また、セールスライターはこの商品が持っている価値と、セールスレターに書いている価値のバランスがとられているように、
つまり、セールスレターで書かれている価値が、本来の価値を超えないように気をつける必要があるということですね。