LP(ランディングページ)やセールスレターのマーケティング的役割
LP(ランディングページ)やそこに書かれているセールスレターの役割は何だと思いますか?
最終的な役割は
LPやセールスレターが書かれる目的である商品サービスを「お客様に購入してもらう」「売り上げをアップさせる」ことです。
この目的はコピーライティングの目的でもあります。
コピーライティングはマーケティングの一部です。では、LPやセールスレターのマーケティング的役割は理解していますか?
もしかしたら、あまり意識したことがないかもしれませんね。
そこで、LPやセールスレターのマーケティング的役割についてご紹介していくことにします。
LPやセールスレターはマーケティングの中では
成約率をアップさせるために作られる
LPやセールスレターはマーケティングの最終段階
LPやセールスレターはマーケティングの最終段階を受け持ちます。つまり、「お客様に購入してもらう」ということです。
つまり、それまでの商品開発や広告など、様々なマーケティング戦略の最後の一押しをするということです。
例えるなら、
サッカーのフォワードの様なものです。
組織的にパスを回してもらって、ゴール前にボールを運び、最後のセンタリングをゴールに押し込む仕事をする様に、
LPは「購入してもらう」というゴールを決める仕事をします。
LPやセールスレターの出来次第で、大きく変化する成約率
LPやセールスレターの出来栄えを測る指標の一つに成約率(コンバージョン率:CV率とも言われます)というものがあります。
成約率はLPに来たアクセス数のうち、実際に商品購入まで至ったお客様の数の割合のことです。
つまり、成約率=(商品購入数)/(総アクセス数)で計算されます。
この成約率はLPに書かれたセールスレター、デザイン、LPの表示速度など様々な要因が影響します。
そのため、LPの全ての要素が絡んで最終的な成約率が決まると思っていただいて構いません。
LPを構成する要素のうちセールスレターの重要性
先ほど、成約率は LPを構成する全ての要素が関係すると言いましたが、セールスレターはどの程度、成約率に寄与するのでしょうか?
先ほどのセールスレター、デザイン、LPの表示速度で言うと、
セールスレター > デザイン > LPの表示速度
の順番になります。
つまり、セールスレターは成約率に大きく関与すると思ってください。だからこそ、コピーライティングと言う一つの分野が出来上がったのですから。
信じられないかもしれませんが、ヘッドラインの「一文」を変更しただけで、成約率が数倍にアップすると言うこともあるのです。
そのくらい、セールスレターないしはコピーライティグはLPにおいて重要な要素となるのです。
気をつけたい成約率の落とし穴
ここまで、成約率について書いて来ましたが、良いLPはどのくらいの成約率なのかしりたいですよね?
不特定多数、つまりヤフーのバナー広告に掲載した時の様な場合は、2〜3%(1000人中20〜30人)の成約率があれば合格点をもらえると思ってください。
初めて聞くあなたからすると、非常に少ないと思われるかもしれませんが、何も考えずに作ったLPであっても、0.2〜0.3%程度(1000人中2,3人)の成約率はあると言われています。
そのため、コピーライティングを勉強していれば、単に作ったLPよりも10倍〜20倍の成約率が上がることになるわけです。
しかし、ここで注意点があります。
中には、成約率が20%〜30%叩き出すLPも世の中には存在します。
存在するのですが、この場合のほとんどがメルマガなどで見込み客の属性を絞っています。
そのため、最初から「欲しい!!」と思っている人に売っていますので、成約率は高くなります。
例えば、「これを使えば、一生顔のシワやシミができなくなり、今あるシワやシミがたちどころに消える化粧水」と言う夢の化粧水があったとします。
これを、女性に売れば、大ヒット間違いなし!!成約率も高くなりますよね。
しかし、男性に売れば、女性よりも成約率は大きく下がるはずです。
この様に、成約率と言うのはアクセスして来る、見込み客の属性によって大きく変化しますので、
あまり成約率だけに注目してLPの出来栄えを評価するのは「売り上げをアップさせる」観点から見ると危険があることを知っておいてください。
つまり、「売り上げをアップ」させるにはLPやセールスレターの改善をすることだけでなく、広告の打ち方でアクセスして来る見込み客の客層を変えることが有効な場合もあるという事です。