これからの2つのリーダー像
こんにちは、にょびたです。
「リーダー」って聞くと、どのようなリーダー像をイメージしますか?
おそらく、ほとんどの人は社長など力強く引っ張っていく人がリーダー像としてイメージすると思います。
しかし、今後はそのようなイメージしやすいリーダー像だけではなく、もう一つのリーダーもある時代になります。
そこで、「これからの2つのリーダー像」として解説していくことにします。
これからの2つのリーダー像
昔は「力強いリーダー」が求められていた
リーダーといえば、あなたも会社の社長を思い浮かべるかもしれませんが、昔は特にワンマン社長のような力強いリーダーが求められていました。
つまり、グイグイ周りを引っ張っていくリーダーですね。
西洋社会では、大昔から戦争を数多く行なっていることもあり、リーダーは力強くないとダメという感じだったのですが、
日本でも高度経済成長期などのイケイケの時は、力強いリーダーが求められていました。
今は共感されるリーダーが求められている
それに対して、現代は「共感」が一つのキーワードになっており、グイグイ引っ張っていくリーダーよりも、
みんなと共に歩くようなリーダーが求められています。
つまり、リーダーの強烈なリーダーシップよりは、リーダーの人格そのものに共感できるかどうかが大切になっているのです。
その証拠として、大企業のホームページに乗っている代表取締役社長の写真を見ると、以前は腕を組んで力強さをアピールするものが多かったのですが、
今は「笑顔」の写真を使う企業が多くなってきています。
どちらが良い悪いという差はない
現代のリーダーは共感を得ることが求められているのですが、どちらのリーダーが良くて、どちらのリーダーが悪いということはありません。
なぜなら、アメリカ合衆国の大統領を見てみると、「ドナルド・トランプ大統領」が誕生しているように、
力強いリーダーは今でも求められてはいますし、方向性さえ間違わなければグイグイ引っ張っていくタイプの方が勢いよく進むことができるメリットもあります。
つまり、この2つのリーダーはどちらでもリーダーとして機能するので、この違いは流行のようなものと似ていると考えれます。
ただ、どちらのリーダーも必要な要素は、将来のビジョンを示し付いてきてくれる人の安心感と信頼感を得ることです。
あなたがリーダーとしてやっていく時に、どちらのリーダーが良いのかは、あなたの性格やキャラクターによって変わります。
しかし、どちらのリーダーがよりストレスなくできるか?という観点で選ぶことが、一番良い方法になります。
つまり、無理をしてまでそのリーダー像を演じる必要は無いということです。