自分の思考の癖を知る
こんにちは、にょびたです。
資格試験などの試験勉強をしている時に気づいたことがあります。
それは、
「間違う問題は、毎回同じ間違い方をしている」
ということです。
これから推測すると、日常生活でも同じような「思考の癖」があるのではないか?と思ったのです。
今回は、「思考の癖」について考察してみたいと思います。
自分の思考の癖を知る
「思考の癖」を科学的に捉えると・・・
人は外の刺激に対して、脳神経がシナプスを形成して回路を作っています。
これを簡単に言うと、外からのインプットに対しては毎回同じアウトプットをすると言うことになります。
それで、先ほどの資格勉強でいうと、インプットである問題に対する答えが同じ間違い方をすることが説明ができます。
つまり、インプットに対して回路ができているので、同じ思考パターンを使ってアウトプットをするため、間違い方が同じなのです。
人間は自分のプログラムを自ら書き換えることができる
同じ思考パターンが形成される過程は、脳神経とシナプスによる回路によって説明できます。
その回路はパソコンでいうところの、プログラムみたいなものです。しかし、人間はパソコンとは違い、自らのプログラムを自分で書き換えることができるのです。
そして、この書き換え作業が勉強だったり経験から学ぶということです。
脳内では、今までの思考回路に新たな刺激をインプットすることで、今までとは違う回路を形成することができるのです。
そのため、今の「思考の癖」や「思考パターン」を観察することをオススメします。
なぜなら、今現在あなたの人生に満足しているのなら良いのですが、何か改善したいことがあるなら、あなたはどこかで間違ったアウトプットをする思考回路が脳にあるということになります。
つまり、資格勉強でいうところの、間違った答えを毎回出す回路です。
そして、どこかであなたは選択を迫られた時に思考の癖によって、無意識のうちに間違ったアウトプットをしているかもしれないのです。
そのため、自分の思考の癖を知ることは、自分の人生をコントロールすることにもなるのです。
思考の癖を正すには新たなインプットが必要
あなたの脳内には数え切れないほどのシナプスがあり、全て回路を形作っています。
そして、思考の癖を正すということは、新しい回路を作るということと同じことです。
先ほどの例でいうと、プログラムを書き換えるということですね。
それには、新しい刺激となるインプットが必要になります。新しいインプットがあって、今までの思考回路から違った道への回路を形成するのです。
しかし、これには3ヶ月ほど意識しなければうまく回路形成ができません。なぜなら、今までの回路は作られて時間が経っているので、強化されており、
新しい回路は弱いので、意識しなければ昔の回路を使ってしまうのです。そのため、自己啓発や勉強をしても、努力しなければ元に戻ってしまうのです。
これが、自己啓発セミナーに行っても人生を変えることができない人が行なっていることになります。
もし、自己啓発セミナーで自分を変化させるためには、3ヶ月ほど意識しつづけなければいけません。
そのため、定期的にセミナー資料や動画を見て何度もインプットする必要があるのです。
このように、自分の思考の癖を認識し、最適な思考回路を形成することができる人(=変化に対応できる人)が「成功者」ということができますね。